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2021年4月8日、京都大学などのチームがヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使って胎盤のもとになる細胞を作ることに成功したと発表しました。
テレサ福岡天神ウィメンズクリニック院長の大学院での研究テーマは「胎盤線維化から迫る妊娠高血圧症候群の分子病態機序の解明」でした。胎盤の細胞を使って、実験室で4年間、基礎研究をしていました。日本胎盤学会、IFPA(International Federation of Placenta Associations)での発表が懐かしく感じられました。写真は、院長が奈良県の能舞台で学会発表したときのものです。いつもと違う雰囲気の会場で、とても印象に残りました。
今回京大のチームから発表された研究から、着床不全による不妊症、妊娠高血圧症候群や胎児発育不全などの胎盤に関連した妊娠合併症の病態解明に繋がると期待されています。
胎盤研究がますます活発になりそうです。