初潮を迎える平均年齢は12~13歳で、月経の期間(出血が続く日数)は平均5日、月経周期は25~38日が目安とされています。
ただし月経に関しては個人差があります。初潮を迎えたばかりの時期は月経周期や出血量も不安定です。
月経が終わる時期、閉経の平均年齢は50歳で、45~56歳頃です。
その間、女性はほぼ毎月、月経とつきあうことになります。
出血量は他人と比べることが難しく分かりにくいのですが、もしナプキンを1~2時間で取り替えなければいけないぐらいの出血量があれば、かなり多いと考えていいでしょう。
毎月出血量が多い人や、月経期間が長い人は注意が必要です。毎月の出血に体が慣れてしまい、気づかないうちに貧血に陥っていることがあるからです。
何となく疲れやすい、息切れするなどの症状を感じる場合は、婦人科を受診してください。
月経について意識していないと、異変に気づくのが遅れる可能性があります。
カレンダーやアプリなどで月経の記録をするだけでも状況の把握に役立ちます。
月経周期が不規則な方や月経量が多い方は、婦人科受診をおすすめします。