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生活習慣病

Lifestyle Disease

生活習慣病とエストロゲン

生活習慣病とエストロゲン

生活習慣病には、肥満、脂質異常症(高コレステロール血症/高脂血症)、動脈硬化、高血圧、糖尿病などが含まれます。いずれも中高年以降に増える病気です。

女性ホルモンのエストロゲンは、生活習慣病の原因となるさまざまな要素(動脈硬化、脂質代謝の異常、尿酸の産生、内臓脂肪の蓄積など)を抑え込む働きを持っています。

生活習慣病の多くは明らかな自覚症状がなく、徐々に進行していくため、
日頃から生活習慣に気をつけることが何よりも大切です。20代の体重と比べて10キロ増以内に抑えているのが理想です。バランスのいい食事を心がけ、適度な運動をしてください。タバコやアルコールもリスク因子となるので、できれば禁煙し、お酒はほどほどにしましょう。生活リズムを整えることも大切です。睡眠不足や寝る前に食事をするといった食生活の乱れなども、生活習慣病につながりやすくなります。

骨粗鬆症とエストロゲン

骨粗鬆症とエストロゲン

更年期以降は骨粗鬆症にも注意が必要です。骨粗鬆症は骨の強度が低下して骨折しやすくなる状態です。カルシウムの摂取、ビタミンDを体内で合成するために必要な日光浴に加えて、ウォーキングや筋トレなどの骨に刺激が加わる運動が推奨されます。

エストロゲンには骨密度の低下を予防する効果があります。更年期障害の治療法であるホルモン補充療法(HRT)は、骨折の予防となることが知られています。

教えて!テレサ先生

40代女性

何だか以前より太りやすくなった気がします。生活習慣病予防のために食事で注意することはありますか?
揚げ物などの油っこいもの、バターやクリームを使った洋食、卵の黄身などはできるだけ避けて、和食がおすすめです。野菜、海藻、キノコ、コンニャクなど、コレステロールの低下に役立つ食物繊維は積極的に摂ってください。

20代女性

生活習慣病は中高年の病気ですよね?まだ20代の私には関係ないと感じています。
若い人にも生活習慣病はみられます。例えばコレステロール値は、若い人やそれほど太っていない人でも、上昇していることがあります。
食生活の見直しと、適度な運動がおすすめです。

60代女性

専業主婦のため定期的に健康診断を受ける習慣がありません。この年齢になると年1回は受けたほうがいいですよね?
健康診断は、生活習慣病をはじめ、さまざまな病気の早期発見、早期治療、病気を予防することを目的に行われて
います。
生活習慣病はほとんど自覚症状がないため、年1回は健康診断を受けて、異常がないかどうか自分の状態を確認するようにしましょう。
職場で健診を受ける機会のない方は、自治体の健診制度などを利用できる可能性があります。
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