更年期以降は骨粗鬆症にも注意が必要です。骨粗鬆症は骨の強度が低下して骨折しやすくなる状態です。カルシウムの摂取、ビタミンDを体内で合成するために必要な日光浴に加えて、ウォーキングや筋トレなどの骨に刺激が加わる運動が推奨されます。
エストロゲンには骨密度の低下を予防する効果があります。更年期障害の治療法であるホルモン補充療法(HRT)は、骨折の予防となることが知られています。
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Lifestyle Disease
生活習慣病
生活習慣病には、肥満、脂質異常症(高コレステロール血症/高脂血症)、動脈硬化、高血圧、糖尿病などが含まれます。いずれも中高年以降に増える病気です。
女性ホルモンのエストロゲンは、生活習慣病の原因となるさまざまな要素(動脈硬化、脂質代謝の異常、尿酸の産生、内臓脂肪の蓄積など)を抑え込む働きを持っています。
生活習慣病の多くは明らかな自覚症状がなく、徐々に進行していくため、
日頃から生活習慣に気をつけることが何よりも大切です。20代の体重と比べて10キロ増以内に抑えているのが理想です。バランスのいい食事を心がけ、適度な運動をしてください。タバコやアルコールもリスク因子となるので、できれば禁煙し、お酒はほどほどにしましょう。生活リズムを整えることも大切です。睡眠不足や寝る前に食事をするといった食生活の乱れなども、生活習慣病につながりやすくなります。
更年期以降は骨粗鬆症にも注意が必要です。骨粗鬆症は骨の強度が低下して骨折しやすくなる状態です。カルシウムの摂取、ビタミンDを体内で合成するために必要な日光浴に加えて、ウォーキングや筋トレなどの骨に刺激が加わる運動が推奨されます。
エストロゲンには骨密度の低下を予防する効果があります。更年期障害の治療法であるホルモン補充療法(HRT)は、骨折の予防となることが知られています。